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絵画
網走の忘れられない風景をキャンバスに


居串 佳一

(いぐし かいち 1911〜1955)

網走市立美術館の開館のきっかけともなった、網走に縁の深い人物。
北見市に生まれ、7歳の時に網走に移り住む。旧制網走中学校卒業後、24歳で上京。
戦時中は従軍画家として中国、千島などを訪れた。戦後は疎開のため網走に戻り、全道展創立に携わる。その後40歳で再び上京したが、44歳の若さで生涯を閉じた。
彼の作品が市民から寄贈されたことで開館の運びとなった網走市立美術館には、遺族から贈られたデッサンやスケッチを含め、現在477点が収蔵されている。

作品はオホーツクの風土や人々の生活の様子を感覚的、叙情的にとらえている。
1936年に描かれた「氷上漁業」は、その代表的な作品である。1941年に描かれ、居串の最高傑作ともいわれる「北方に生く」は厳しい自然の中で生きる北方民族の生活が写実的に描かれているが、実は当時居串は東京都内に住んでおり、作品には北の地への憧れや郷愁が溢れている。
晩年はアイヌ民族の神話、英雄叙事詩のユーカラをテーマにした一連の作品を手掛けた。

ユーカラ
ユーカラ
氷上漁業
氷上漁業
北方に生く
北方に生く

【略歴】

1911年 2月26日、北海道常呂郡野付牛村相之内(現北見市)に四男八女の次男として生まれる
10歳の頃から海岸風景や海を画用紙に描き始める
1937年〜
1939年
頻繁に満州・南京・上海へ旅行をする
1940年 12月5日、居串宣子と結婚し養子縁組をしたため、画名を「居串佳一」とする
1942年 航空美術協会会員となる
1945年 全道美術協会(全道展)が結成され創立会員となる
1948年 絵画グループ「潮画会」を結成する
1955年 10月5日、札幌滞在中に脳膜炎となり急逝(44歳)

【受賞】

1931年 第7回道展「ポンモイ風景」「船着場風景」(フローレンス賞)
1932年 第8回道展「夏のオホーツク海」「火事跡」「カノコユリ、グラジオラス、ポンポンダリア」(フローレンス賞)
1936年 第6回独立展「群」「海に生く」「氷上漁業」(海南賞)

 

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